呼吸法で自律神経を整える!

病気じゃないのに、なんとなく体調がすぐれない、カラダが思うように動かない。その原因は、自律神経のバランスの乱れかもしれませんね。自律神経とは、内臓や血管など生命を維持するために必要な機能をコントロールしているもの。交感神経と副交感神経の2つがあります。交感神経は、心身を活動させるための神経で、おもに昼間働きます。一方、副交感神経は、昼間の緊張をゆるめ、心身を休息させるための神経で、リラックスしたり、夜眠っているときに働いています。この2つがバランスよく働くことで、私たちは健康で快適な生活が過ごせているんです。

しかし、ストレスや生活環境の変化などによってそのバランスが乱れ、交感神経が優位になりすぎると、下記のような様々な症状が表れることも! そのうえ、自律神経は女性ホルモンの分泌にも関係しているので、女性のほうがバランスをくずしやすいとも言われています。

こんな症状には要注意!

疲労感、倦怠感、立ちくらみ、めまい、動悸、耳鳴り、不眠、微熱、頭痛、食欲不振、吐き気、肩こり、腰痛、手足のしびれ、手足の冷え、ほてり、イライラなど

 

腹式呼吸で副交感神経を優位に!

自律神経を整えるカンタンな方法のひとつとして、呼吸を意識してみましょう。
私たちがふだん無意識にしている呼吸は「胸式呼吸」で、浅く短くなりがちです。胸式呼吸は交感神経を刺激し、交感神経が優位に働くと、緊張感が高まり活動的になります。逆に、ゆっくり深い「腹式呼吸」をすると副交感神経が優位に働き、心身をリラックスさせることができます。
ストレスなどで交感神経がピリピリしている現代人は、意識的に「腹式呼吸」をやってみましょう。息を吐くのをゆっくりすればするほど、副交感神経を優位に働かせることができます。

 

腹式呼吸で副交感神経を優位に!

  • まず吸うときは、お腹をふくらませるイメージで、鼻から息を吸います。
  • 吐くときは10秒くらいかけてゆっくり、口から息を吐き、お腹をへこませます。
    これを3回繰り返すと、心拍数も落ち着いてきます。

(2014年6月2日掲載、“カラダ日和”より)

  • パルシステム健康Web“カラダ日和”は2016年3月31日をもちましてサービスを終了させていただきました。サービス終了に関するご案内はこちら

前のページへ戻る

パルシステムの健康・おうえんナビ

人気の保障商品

  • 団体がん保険 診断一時金100万円プラン
  • ソニー損保自動車保険
 
ページトップ
©Copyright パルシステム共済生活協同組合連合会/株式会社パルふれあいサービス