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家族の健康レシピ

5月の家族の健康レシピ しみやしわなど、年齢を重ねた肌の悩みに。
「腎精(じんせい)」を補って健やかな肌に!

肌の老化は、「腎精」の不足が原因かもしれません。

年齢を重ねると、肌の悩みも増えていくもの。若い頃の肌は取り戻せなくても、せめて衰えるスピードがゆるやかになればうれしいですよね。しみ、しわ、たるみといった老化の症状には、「腎」(=腎臓など)が深く関わっていると考えられます。このコラムでも紹介してきましたが、「腎」はからだの成長や生殖に深く関わり、「腎精」という生命のエネルギーを蓄えています。「腎」が正常に働き「精」が十分蓄えられると、新陳代謝が促され肌も健康な状態に。反対に、不足すると老化につながりやすくなるのです。

健やかな肌を保つには、「黒」の食材がおすすめ。

老化のスピードを弱め、肌を健やかに保つには、「腎」をいたわり「腎精」の消耗を抑え、減少を緩やかにすることがポイントになります。食材は「補腎」の作用のあるものを取り入れましょう。下記の食材にあるように、「腎」と関わりのある深い色は「黒」のものと考えられています。黒豆や黒ごまなどにはポリフェノールが含まれており、肌の老化の原因となる「酸化」を防ぐ作用もあります。「老化予防には黒の食材」と覚えておくといいですね。また、「精」は「血」の影響も受けるため、「補血」の食材も併せて選ぶとよいでしょう。

【「腎」の働きを補う「補腎」の食材】

黒豆、黒ごま、黒米、小麦、ブロッコリー、カリフラワー、キャベツ、ごぼう、マッシュルーム、枝豆、カシューナッツ、ささげ、えび、川えび、ししゃも、さより、まながつお、うなぎ、鶏肉、鶏レバー、豚肉、牛乳、ぶどう、ブルーベリー、プルーン、オイスターソースなど

【「腎」をサポートし、血を補う「補血」】

黒豆、黒ごま、黒きくらげ、ほうれん草、人参、まぐろ、かつお、たこ、レバー、牛肉、卵、ライチ、ナツメ、松の実など

日ごろから「精」を補って、生活習慣の見直しも。

今月は「腎精」についてお話ししました。「腎精」には「先天の精」と「後天の精」があり、生まれつき備わっているものと、日々の生活習慣によって左右されるものとがあります。もともとからだが丈夫な人がいたり病気がちな人がいたりと、「精」の強弱は人によってさまざまです。しかし、日々のくらしで「腎精」が不足すると、骨がもろくなる、白髪が増えるなど、肌以外の老化につながってしまうことも。ぜひ薬膳を取り入れて、日ごろから「補う」ことを心がけてみてください。

今月のおすすめレシピ

「黒」の食材のレシピもご紹介。

『黒豆チーズマッシュポテト』など、おすすめのレシピはこちらでチェック!
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  • 栄養情報の監修 清水加奈子さん
    フードコーディネーター・管理栄養士・国際中医薬膳師。調理、スタイリングからカロリー計算されたレシピの作成、アイデアレシピの提案、栄養関連の監修などを行う。
 

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