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パルシステムの健康・おうえんナビ
家族の健康レシピ
抗酸化ビタミンが豊富。食欲増進作用のある香り成分も。
大葉(しそ、青じそ)は、緑黄色野菜のなかでも特に栄養価の高い野菜です。100g当たりのβ-カロテン(ビタミンA)含有量はトップクラスで、ビタミンCやビタミンEも豊富。これらのビタミンには抗酸化作用があり、血流改善や肌の健康維持、免疫機能の維持などにつなげます。また、大葉ならではのすがすがしい香りは、「ペリルアルデヒド」という香り成分によるものです。高い殺菌作用のほか、消化促進の作用があるとされています。
冷房の効いた室内で冷たいものばかり食べると、からだが夏冷えを起こし、体調を崩してしまうことに。食欲がわきづらい時季ですが、大葉のさっぱりとした風味を取り入れながら乗りきりたいですね。
薬膳では、温めながら冷えによる不調をやわらげるとも。
薬膳の世界において、大葉は夏野菜ですが、からだを温める「温性」の食材です。ねぎやしょうがと同じように辛みがあり、発汗作用によって不調のもとを取り除く「解表(げひょう)」の作用があるとされています。そのほか手足の冷えなどにつながる寒邪(かんじゃ=からだに悪影響な寒さによる邪気)を取り除く「散寒(さんかん)」の作用、消化など胃の働きを調える「和胃(わい)」の作用なども。また、一般的に夏は冬よりも基礎代謝が低下しますが、大葉にはエネルギーとなる「気(き)」をからだにスムーズに巡らせる「行気(こうき)」の作用もあります。大葉がもつ「温性」のパワーは、夏の冷えをやわらげてくれる心強い存在のひとつです。
【大葉の主な栄養素・栄養成分】
ビタミンK…骨の形成に関わる
ビタミンA(β-カロテン)…抗酸化作用がある、皮ふや粘膜を健康に保つ
ビタミンE…高い抗酸化作用がある、血流改善につなげる
ビタミンB2…三大栄養素の代謝に関わる
ビタミンC…抗酸化作用がある、免疫力向上につなげる
カルシウム…骨や歯の形成に関わる、精神安定につなげる
ペリルアルデヒド(香り成分)…高い抗酸化作用がある、殺菌作用、消化促進につなげる
【大葉の薬膳としての主な効能】
解表(げひょう)…発汗によってからだの表面付近にある「邪気(じゃき)」を取り除く
散寒(さんかん)…温めて「寒邪(かんじゃ)」を取り除く
行気(こうき)…「気(き)」の巡りの向上につなげる
和胃(わい)…胃の働きを調整する
解毒(げどく)…からだに蓄積した不調のもとなどを取り除く
洋風にもアレンジして、たっぷり楽しんでみて。
薬味として香りをしっかり生かすなら、できるかぎり食べる直前にきざむのがいいでしょう。大葉の香り成分にはねぎやしょうがほどの刺激がないので、お腹の調子がいまひとつというときにもおすすめです。とろろに混ぜてそうめんなどにトッピングすれば、お腹をいたわるメニューになります。
薬味や刺し身のつま以外にも、栄養価の高い大葉の活用法はまだまだあります。チーズやマヨネーズなどとも相性がいいので、大葉としらすをのせてチーズトーストにしたり、細かくきざんでパスタにからめてジェノベーゼ風にしたり。和風以外のアレンジも楽しんでみてください。
今月のおすすめレシピ
- 栄養情報の監修 清水加奈子さん
フードコーディネーター・管理栄養士・国際中医薬膳師。調理、スタイリングからカロリー計算されたレシピの作成、アイデアレシピの提案、栄養関連の監修などを行う。




