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パルシステムの健康・おうえんナビ
家族の健康レシピ
のどや鼻の粘膜を健康に保つ、ビタミンAが豊富です。
秋に収穫シーズンを迎えるのり。その加工品として代表的な焼きのりには、ビタミンやミネラルが豊富に含まれています。とくに多いのは、ビタミンA(β‐カロテン)です。抗酸化作用があり、のどや鼻などの粘膜、皮ふを健やかな状態に保ちます。そのほか、骨の形成に関わるビタミンK、造血作用のあるビタミンB12、カルシウム、鉄分なども含まれています。
また、近年の研究により、のり特有の食物繊維「ポルフィラン」にも注目が集まっています。ポルフィランの主な働きは、お腹の調子を整える、血糖値の上昇を抑えて肥満予防につなげる、などが考えられています。
「津液(しんえき)」の巡りを促し、のどの不調をやわらげる作用があるとも。
薬膳の世界においても、のりにはのどをいたわる作用があるとされています。のどの不調といえば咳や痰が挙げられますが、これらにはからだに必要な水とされる「津液(しんえき)」の巡りが関連していることも。のりには、巡りを促しながら症状の改善につなげる効能として、「化痰(かたん)」、「軟堅(なんけん)」、「利咽(りいん)」、「止咳(しがい)」などの作用があるとされています。一方、のりのような海産物は「鹹味(かんみ)」(塩からさ)があり、からだを冷やす性質があると考えられています。冷えが気になる方は適量を心がけて、温かい食材や薬味と組み合わせるなどの工夫をしてみてください。
【のりの主な栄養素】
ビタミンK…骨の形成に関わる
ビタミンA(β‐カロテン)…抗酸化作用がある。粘膜や皮ふを健やかに保つ
ビタミンB2…三大栄養素の代謝に関わる
ビタミンB12…葉酸とともにヘモグロビン合成に関わる
葉酸…ビタミンB12とともに赤血球の造成に関わる
カルシウム…骨の形成や精神の安定に関わる
鉄分…赤血球の成分となって全身に酸素を運ぶ
たんぱく質…からだの構成成分となる
食物繊維…腸内環境を整えて、免疫力に関わる。
水溶性食物繊維(ポルフィラン)…肥満予防などにつなげる
ヨウ素…甲状腺ホルモンの構成成分として代謝を支える
【のりの薬膳における主な効能】
化痰(かたん)…からだの余分な水などが原因の咳や痰などをやわらげる
軟堅(なんけん)…痰などの症状をやわらげる
清熱(せいねつ)…余分な熱を冷ます
利水(りすい)…水の排出を促す
利咽(りいん)…のどの調子を整える
止咳(しがい)…咳などの症状をやわらげる
油と組み合わせれば、栄養素の吸収率がアップ。
のりの種類はさまざまですが、焼きのり、干しのり、青のりの栄養価はそれほど大きく変わりません。どののりも、たんぱく質、食物繊維、ビタミン、ミネラルといった栄養バランスに優れているので、食生活に少しずつ取り入れてみるのがよいでしょう。のりに豊富に含まれるビタミンA(β‐カロテン)は油に溶け出すと吸収されやすくなるので、ごま油を垂らしたあえものや、ドレッシングをかけたサラダに加えるのもおすすめ。そのほか、温かいスープの仕上げに散らせば、磯の香りが豊かなひと皿に仕上がります。
今月のおすすめレシピ
- 栄養情報の監修 清水加奈子さん
養生ニュートリションラボ代表。フードコーディネーター・管理栄養士・国際中医薬膳師。調理、スタイリングからカロリー計算されたレシピの作成、アイデアレシピの提案、栄養関連の監修などを行う。




