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家族の健康レシピ

2月の家族の健康レシピ 【チョコレート(カカオ)】×【冷え】
血流アップとリラックス作用で、冷え対策。

カカオ含有量が70%以上の「高カカオチョコレート」に注目。

寒さが増す2月は、市場にもっともチョコレートが出揃う季節でもあります。
ひと口にチョコレートと言っても、ミルク、ダーク、ホワイトなど種類はさまざま。チョコレートを健康的に取り入れるならダークになりますが、なかでもカカオ含有量70%以上の高カカオタイプがおすすめです。
カカオの主な栄養成分のひとつはカカオポリフェノールで、抗酸化の働きで肌を健やかに保ち、血流を促進させると考えられています。また、カカオに含まれるテオブロミンという成分には脂肪燃焼を促す作用があり、カフェインには集中力を高める作用も。これらの成分には共通してリラックス作用もあるとされ、からだが安らぐことで血流がよくなり、冷えの改善が期待できます。

薬膳では「気(き)」を補い、「心(しん)」を強くする食材。

その昔は薬として口にされていたように、チョコレート(カカオ)は薬膳の世界においても栄養価の高い食材とされています。「補気(ほき)」の作用でエネルギーを補い、「強心(きょうしん)」の作用で「心(しん)」の働きを高めて血流を促し、精神を落ち着かせるなどの効能があるとされています。そのほか、血流を良くする「活血(かっけつ)」や「化瘀(かお)」、からだの余分な水分の排出を促す「利水(りすい)」や「通淋(つうりん)」などの作用もあるとされています。
また、これらの作用がカカオ成分由来であることや、ミルクチョコレートなどに多く含まれる白砂糖はからだを冷やすとされていることなどから、薬膳においても高カカオチョコレートを選ぶことが大切です。

【チョコレート(カカオ)の栄養成分・栄養素】
カカオポリフェノール…高い抗酸化作用で肌を健やかに保つ、動脈硬化を予防する、リラックス作用など
食物繊維…腸内環境を整える、免疫力向上につなげる
テオブロミン…リラックス作用、脂肪燃焼を促す
脂質…飽和脂肪酸(ステアリン酸、パルミチン酸)、不飽和脂肪酸(オレイン酸)。悪玉コレステロールを減らす、血流を促す、体脂肪として蓄えられにくい
カフェイン…眠気やストレスをやわらげる、集中力を向上させる
鉄分…赤血球の成分となって全身に酸素を運ぶ
マグネシウム…カルシウムと共に骨や歯の発育・強化などに関わる
亜鉛…味覚を正常に保つ
銅…ヘモグロビン合成やコラーゲン生成に関わる
カリウム…余分な塩分を排出する
マグネシウム…骨の形成に関わる、神経の高ぶりを抑える

【チョコレート(カカオ)の薬膳における主な効能】
補気(ほき)…エネルギーの素である「気(き)」を補う
強心(きょうしん)…心臓などの機能をきたえて血液の循環、精神活動の健全化につなげる
活血(かっけつ)…「血」の巡りを活性化させ、血流改善につなげる
化瘀(かお)…血流の停滞などの状態を解消する
利水(りすい)…余分な「湿(しつ)」の排出を促す
通淋(つうりん)…頻尿などのトラブルを改善する

食べる際は「適量」、「食前」、「数回に分ける」などがポイント。

栄養価の高い高カカオチョコレートには食べる際におさえておきたいポイントがあります。まず、1日の適量は25g程度とされています。板チョコの約1/3~半分の量を目安にしましょう。主成分であるカカオポリフェノールの効果は数時間程度しか続かないと言われているため、昼、おやつ、夕方など、数回に分けて食べるのがおすすめです。食前に食べれば血糖値の上昇がおだやかになり、満腹感を得やすくなるので食べ過ぎを防ぐことにもつながります。
チョコレート(カカオ)はブラックのコーヒーや紅茶といっしょに食べるとカフェインのとり過ぎになってしまうので、豆乳をたっぷり加えるなどして楽しんでみてください。

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  • 栄養情報の監修 清水加奈子さん
    フードコーディネーター・管理栄養士・国際中医薬膳師。調理、スタイリングからカロリー計算されたレシピの作成、アイデアレシピの提案、栄養関連の監修などを行う。
 

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