ピンクリボン運動

2013年講演会報告

山田邦子さん他の特別講演会を開催しました。
乳がん特別講演会「大丈夫だよ、がんばろう!」

2013年10月18日(金)、横浜市西区のはまぎんホールにおいて、たすけあい活動委員会主催による乳がん特別講演会「大丈夫だよ、がんばろう!」が開催され、パルシステム神奈川ゆめコープの組合員など約400名の方々が来場され、会場は大いに盛り上がりました。

パルシステムグループではピンクリボン運動をすすめています。

パルシステムグループでは、健康づくりや疾病予防、早期発見を「健康維持活動」と位置づけて全体で取り組んでおり、会員生協とともにピンクリボン運動(※)をすすめています。

パルシステムのピンクリボンマーク パルシステムのピンクリボンマーク

その一環として、2013年10月18日(金)、横浜市西区のはまぎんホールにおいて、乳がんについての特別講演会「大丈夫だよ、がんばろう!」(主催:たすけあい活動委員会)を開催し、約400名の組合員・役職員が参加しました。

 

乳がんなんかこわくない!

最初に、湘南記念病院かまくら・乳がん甲状腺センター長の土井卓子先生より「乳がんについての基礎知識」についての講演が始まりました。「現在、女性が罹患しやすいがんの第1位である乳がんは、30歳代から急増し、40~50歳代の女性に特に多くみられます。日本人女性は、年間6万人(14人にひとり)が乳がんに罹患し、1.2万人が死亡している状況(死亡確率1.8%)であり、徐々に増加しています。一方、乳がん検診受診率は、40歳以上全般で徐々に増えてはいるものの、まだまだ20%程度で、神奈川県では18%にとどまっています」とのこと。「乳がんは他部位のがんとは違い、遠隔転移によりはじめて生命危険の可能性が出現するので乳がんの早期発見、治療は、命を守ることにつながります。自覚症状がなくても40歳を過ぎたら2年に1度は乳がん検診(マンモグラフィと視触診)を受け、検診の合間には月1回は自己検診をしましょう。また、自覚症状のある人は、検診ではなく医療機関を受診してください」と乳がん検診の受診を呼びかけられました。

大丈夫だよ、がんばろう!

休憩を挟んで、次はタレントの山田邦子さんの講演です。山田さんは自身の乳がん体験を機に、「乳がん体験と早期検診の呼びかけ」をテーマに全国を講演中です。自身の乳がん発見時の様子、最初の受診から検査、手術前の様子まで、暗くなりがちな体験談をたいへん愉快にお話しされ、会場は大きな笑いの渦につつまれました。
「現在、二人にひとりががんにかかる時代です。怖がりすぎてはいけないということを言いたいです。早期発見、治療をすれば大丈夫。長生きができるのです」
「まだ、がんを乗り越えてはいません。再発・転移の不安はあるが、今日泣いても明日笑えればいい」 と、明るくお話しされる様子には、未来に向かう前向きな姿勢がうかがえました。

最後に、パルシステム神奈川ゆめコープの吉中由紀理事長より「神奈川県では『がんにならない・負けない いのち輝く神奈川づくり』をめざしてがん対策推進計画に取り組んでいます。また、当組合でも地元の生協として心豊かな地域づくりのため、健康づくりや環境活動に今後とも取り組んでいきます」との挨拶があり、盛況のうちに無事、講演会は終了しました。

土井卓子先生の講演の様子

明るくお話しされる山田邦子さん

 
  • ピンクリボン運動=乳がんの正しい知識を広め、検診の早期受診推進などを目的として行われる世界規模の啓発キャンペーン。

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